
パーティーの服装はどうする?種類別の選び方&おすすめコーデ例【レンタル活用法も紹介】
この記事のまとめ
- 服装選びはTPOとドレスコードの理解が基本
- 好印象の鍵は華やかさとスマートさのバランス
- ドレスのレンタルは手軽でおしゃれな選択肢
パーティーの服装は「TPO」と「スマートさ」のバランスが大切です。
結婚式以外でも、謝恩会や祝賀会など、シーンにふさわしいスタイルを知っておくと好印象につながります。
この記事を読むことで、パーティーの種類や年代などに合わせた服装や着こなしのヒント、ドレスをレンタルするメリットを知ることができます。
Contents
結婚式以外のパーティーは主にどんな種類がある?

結婚式以外でも、ドレスアップが欠かせない華やかなシーンは数多くあります。
パーティーの目的や会場の雰囲気によって求められる装いは変わり、服装の基準もさまざまです。
まずは代表的なパーティーの特徴や雰囲気を押さえておきましょう。
①謝恩会

謝恩会は、卒業を迎える学生がお世話になった人へ感謝を伝える節目の場です。
友人や恩師とともに思い出を振り返り、記念写真やスピーチといったさまざまな交流を通じて、心に残る時間を過ごせます。
学生生活を締めくくる式典でありながらも、和やかで華やかな雰囲気に包まれるため、フォーマルを基本にした華やかな装いが求められます。
②祝賀会

祝賀会は、昇進や受賞、周年記念などを祝う晴れやかな場です。
格式ある会場で行われることが多く、来賓や関係者も出席します。
乾杯、表彰や贈呈、スピーチ、記念撮影などが行われるなかで、主役を立てつつ華やかさを損なわないようにすることが大切です。
落ち着いた色合いに華やぎを添えた装いが望ましいでしょう。
③レセプションパーティー

レセプションパーティーは、来賓を招いて行われる公式な集まりです。
会社の記念行事や新店舗のオープン、芸能関係の発表など内容は多岐にわたります。
一般的なパーティーよりも規模が大きく、社会的な注目度も高いため、会場はホテルやホールなど格式ある空間が選ばれることが多いようです。
参加者の肩書きも幅広く、多くの人と交流することから、第一印象が信頼感につながります。
落ち着きがありながらもスマートな印象を与える装いが適しています。
④会社創立記念パーティー

会社創立記念パーティーは、企業が節目を祝うために主催する公式のイベントです。
レセプションパーティーよりも自社色が強くなっている点が特徴といえるでしょう。
社内の役員や上司、同僚だけでなく、取引先や顧客といった社外の関係者も招かれるため、ビジネス上の信頼関係にもつながる重要な機会となります。
格式がありながらも和やかな雰囲気になることも多いことから、華を添えつつ、信頼感と品格を伝えるスマートな装いが好まれます。
⑤立食パーティー

立食パーティーは、ビュッフェ形式で料理を楽しみながら、多くの人と交流を深められるスタイルです。
参加者同士の距離が近く、初対面の人と話す機会が多いのも特徴です。
会場内を動き回ることが多いため、軽やかさや動きやすさが欠かせません。
ただしカジュアルすぎると場にそぐわないため、華やかさと清潔感のあるフォーマルな装いがよいでしょう。
⑥カジュアルパーティー

カジュアルパーティーは、ホームパーティーや友人との集まりなど、肩の力を抜いて楽しむ場です。
会話や軽い食事が中心で、格式はそれほど求められません。
服装はややラフでも構いませんが、清潔感のある「きれいめ」が必須です。
動きやすさを保ちつつ、小物や色合いで上品さを添える装いがおすすめです。
パーティーやイベントの種類で変わる!ドレスコードとは?

ドレスコードは、パーティーの内容や場所、時間帯などにふさわしいとされている服装のことです。
「なんとなく」の感覚で選んでしまうと、場の雰囲気から浮いてしまうこともあります。
代表的なドレスコードの意味と、実際のパーティーの場面を把握しておきましょう。
①フォーマル(正礼装)

フォーマル(正礼装)は、ドレスコードのなかで最も高い格式を示すものです。
主に公式晩餐会、国際的な式典、格式高い結婚式や祝賀会など、社会的に特別な意味を持つ場面で指定されることが多いようです。
「参加者全員が同じ水準の礼を尽くす」という統一感が重要となるため、服装はロングドレスやブラックフォーマルが基本となります。
特別なセレモニーにふさわしい装いが求められることから、細部にまで上質さを意識することが大切です。
装いそのものが場の格式を象徴し、信頼や敬意を表す役割を果たします。
②セミフォーマル(準礼装)

セミフォーマル(準礼装)は、格式を重視しつつも、フォーマルほど厳格ではないスタイルです。
日常より改まったさまざまな場面に対応できる点が特徴で、結婚式のゲスト、会社創立記念パーティー、ホテルや高級レストランでの会食などに適しています。
女性の服装はミディ丈のドレスやスーツスタイルが一般的ですが、重要なのは上品で落ち着いた雰囲気を崩さないことです。
パーティーらしい明るさと華やかさは必要とされますが、過度にならず、品格を保つように心がけましょう。
③インフォーマル(略礼装)

インフォーマル(略礼装)は、フォーマルやセミフォーマルほどの厳格さは必要なく、自由度が高いドレスコードです。
フォーマル感は保ちながらも堅苦しさはなく、親しい人たちが集まるお祝いの席や、カジュアルなパーティーによく選ばれます。
例えば、立食パーティー、友人や同僚との祝賀会、子どもの発表会や七五三・お宮参りなどの家族行事があげられます。
服装はきちんと感を持たせたワンピースやセットアップがおすすめです。
場に合わせた色や素材を選び、ほどよい上品さと清潔感を意識するとよいでしょう。
④スマートエレガンス(準略礼装)

スマートエレガンス(準略礼装)は、カジュアル寄りでありながら最もフォーマルに近いドレスコードです。
フォーマルやセミフォーマルほどの堅苦しさはありませんが、清潔感や品のよさが重視されます。
具体的には、職場関係のレセプションパーティーや業界の展示会といったビジネスシーンから、結婚式の二次会や高級レストランでの食事会まで、社交的でやや改まった集まりに多く見られます。
女性は上品なデザインのワンピースにジャケットを合わせるのが一般的です。
親しみやすさを残しながらも、場にふさわしい信頼感を伝えるスタイルが望まれます。
⑤カジュアルエレガンス

カジュアルエレガンスは、スマートエレガンスよりはカジュアルですが、普段着よりも格上の装いを求められるスタイルです。
親しみやすい雰囲気を残しつつも「きちんと感」を意識することが大切です。
例えば、レストランでのカジュアルパーティーや両家顔合わせの食事会、お見合いといった、第一印象や信頼感が重視されるシーンで活躍します。
服装はきれいめニットにスカートなど、派手さを抑えたシンプルで上品な着こなしがよいでしょう。
普段着に少しだけ特別感を加えることがポイントです。
⑥ビジネスアタイア

ビジネスアタイアは、仕事に関連する公式行事やイベントで指定されることが多いドレスコードです。
信頼感と品格を意識した装いが求められます。
代表的なシーンとしては、会社創立の記念式典、株主総会、取引先を招いた社内イベントや業務関連のパーティーがあげられます。
基本はビジネススーツですが、場の雰囲気によっては、ジャケットとスラックスの組み合わせやワンピースでもよいでしょう。
ただし、あくまで職務に関連する場面であるため、華美な色やデザインは控え、誠実で端正な印象を保つことが重要といえます。
⑦スマートカジュアル

スマートカジュアルは、小さなパーティーやちょっとしたお出かけにぴったりのドレスコードです。
例えば、ホームパーティーや友人同士の女子会、保護者として出席する学校行事など、かしこまりすぎないものの、人目に触れる場で選ばれることが多いスタイルです。
装いの基本はカジュアルすぎない普段着+αで、素材や小物で特別感をプラスするとよいでしょう。
完全な普段着ではくだけすぎてしまうため、「よそ行き」としてふさわしい雰囲気をもたせることが大切です。
清潔感ときちんと感の両立がポイントとなります。
【パーティーの種類別】おすすめコーデ例

パーティーは種類によって求められる装いが異なります。
格式を重んじる場では上品で端正な装い、交流が中心の場では動きやすい装いなどさまざまです。
TPOに合わせたコーデを知っておくと、迷ったときの判断材料になります。
コーデ例①:謝恩会

謝恩会は、華やかさと上品さを兼ね備えたセミフォーマルな装いがよく合います。
パステルカラーやくすみカラーのドレスはやわらかな印象を与え、若々しさを引き立てます。
袖のあるデザインを選んだり、薄手のショールやボレロを羽織ったりすれば、露出を抑えつつ華やかさをプラスできます。
アクセサリーには、パールのネックレスやイヤリングを取り入れるとフォーマルな印象になり、華やかな場にも自然になじみます。
小ぶりのクラッチバッグやシンプルなパンプスを合わせれば、全体にまとまりをもたせることができます。
コーデ例②:祝賀会

祝賀会では、会場の格式にふさわしい華やかなフォーマルスタイルが適しています。
シックなネイビーや深みのあるボルドーのドレスは、重厚感がありながらも上品に映えます。
素材は光沢のあるサテンやシルク調にすると、会場の照明にやわらかく輝き、華やかさが引き立ちます。
ドレス自体はシンプルなデザインでも、素材と色合いによって存在感を出すことができます。
小物はクラッチバッグ、足元にはヒールのパンプスを選ぶと、全体の格が自然と上がります。
大ぶりではなく、控えめなアクセサリーを加えることで上品に整います。
コーデ例③:レセプションパーティー

レセプションパーティーは交流を重視する場のため、服装には落ち着きと清潔感が求められます。
スマートエレガンスをベースに、ワンピースにジャケットを合わせる、またはセットアップでまとめるスタイルがよいでしょう。
色は黒やベージュといったベーシックカラー、生地はハリのあるものや光沢を抑えた素材にすると、シンプルながらも品のある雰囲気をつくれます。
アクセサリーは小ぶりなネックレスやイヤリングにしましょう。
バッグはクラッチや小型のバッグを選ぶことで、場になじむ洗練されたスタイルになります。
コーデ例④:会社創立記念パーティー

会社創立記念パーティーは、企業の節目を祝う公式な場であり、取引先や来賓が招かれることも少なくありません。
そのため、女性の装いは、ミディ丈ドレスやワンピースにジャケットを合わせたスタイルが適しています。
色はネイビーやグレーなど落ち着きのあるカラーを選ぶとよいでしょう。
ただし、堅すぎるとビジネスライクになりがちなため、アクセサリーや小物で華やかさをプラスします。
上品なジュエリーや差し色のバッグを添えることで、式典らしいフォーマル感を保ちながら華やかな雰囲気を演出できます。
コーデ例⑤:立食パーティー

立食パーティーは会場を歩きながら会話や食事を楽しむスタイルのため、動きやすい服装がベストです。
具体的には、ウエストゴム入りのワンピースや締め付け感の少ないオールインワンがおすすめです。
ネイビーやグレーなど落ち着いたトーンをベースにしながら、バッグやアクセサリーといった明るい差し色アイテムを取り入れると華やぎが増します。
靴は立ち歩きが多いことをふまえて、ストラップ付きで安定感のあるヒールを選ぶと安心です。
華やかさを添えつつも、動きやすさとのバランスを大切にしたスタイルがふさわしいといえます。
コーデ例⑥:カジュアルパーティー

カジュアルパーティーでは、気軽な雰囲気を楽しみながらもラフすぎず、抜け感を意識したきれいめカジュアルが合います。
例えば、やわらかな素材のニットとプリーツスカートの装いは、軽やかさと女性らしさを両立させやすいです。
ライトグレーやベージュ、ペールトーンをベースに、バッグやアクセサリーでアクセントカラーを取り入れると全体が引き締まります。
足元は動きやすいフラットシューズや、フォーマル寄りのシンプルなパンプスがおすすめです。
肩肘を張らずに楽しめる場だからこそ、きちんと感を忘れないようにしましょう。
【年代別】おすすめコーデ例

パーティーは年齢やライフステージに合わせた装いを意識することで、「浮かない」ように過ごすことができます。
20代・30代には華やかなスタイル、40代・50代には上品なスタイルなど、年代ごとの似合うスタイルを選ぶことが大切です。
コーデ例①:20代・30代

20代・30代は、華やかさのなかにトレンドをさりげなく取り入れるとよいでしょう。
色はニュアンスカラーや明るめのパステルカラー、素材はチュールやレースといったドレスを選ぶと、軽快でやわらかな印象になります。
シルエットはAラインやフィット&フレアが定番です。
露出を抑えたいときは袖付きデザイン、ノースリーブやキャミソールタイプのドレスを着たいときはボレロや薄手のジャケットを羽織ることで、場の雰囲気に合わせやすくなります。
コーデ例②:40代・50代

40代・50代は、落ち着いた色合いをベースにしたスタイルが映えます。
ネイビーや深みのあるグリーン、ボルドーなどが定番で、大人の品格を引き立てながら華やかさを添えてくれます。
シルエットは体のラインを強調しすぎないストレートラインやIラインにすると、すっきりと洗練された雰囲気にまとまります。
素材はシフォンやジョーゼットなど、動くたびにやわらかく揺れる質感を取り入れることでエレガントさが際立ちます。
【季節別】おすすめカラー&素材

季節に合わせたパーティーの装いにすると、コーデの完成度が高まります。
春夏は、軽やかなシフォンや通気性のあるコットンなどを選ぶと心地よく過ごせます。
色合いはピンクやミントといった明るめのカラーを取り入れると、さわやかでやわらかな印象になります。
秋冬は、あたたかみのあるベロアやツイードの素材がよく合います。
色はワインレッドやカーキなど、深みのあるトーンにすると、落ち着きがありながらも秋冬らしい華やかさを演出できます。
パーティーで浮かない服装選びの基本

パーティーで品のある雰囲気を保つためには、マナーとTPOを意識した服装選びが大切です。
周囲から浮かずに自然に溶け込めるよう、場にふさわしい装いを心がけることで、安心して過ごすことができます。
押さえておきたい女性のパーティーの服装マナーは?

女性がパーティーに出席する際には、マナーを意識した装いが求められます。
特に昼間のイベントでは肩や胸元を覆えるデザインを選ぶと安心です。
また、結婚式のお呼ばれスタイルと誤解されやすいことから、純白のドレスは避けるのが無難です。
白一色は花嫁衣装を連想させるため、淡いカラーを選ぶ場合も小物で差し色をプラスするとよいでしょう。
アクセサリーは華美になりすぎないよう、シンプルで清潔感のあるものを選ぶことが大切です。
NGな服装・コーデは?

パーティーでは、場に合わない服装はマナー違反とみなされることがあります。
背中が大きく開いたデザインや、スリットが深く入ったドレスなど極端な露出はNGです。
デニムやスウェットといったカジュアルすぎる素材も、パーティーシーンにふさわしくありません。
また、スニーカーやフラットシューズなどヒールのない靴は、フォーマルな場にそぐわないと受け取られやすいです。
全体の雰囲気を損ねるおそれがあるため、足元も注意しましょう。
パーティーのドレスは買うより借りる時代

パーティー用のドレスは着用回数が限られることが多く、1回もしくは数回のために購入するのはもったいないと感じる人も少なくありません。
ドレスのレンタルサービスは購入に比べて費用が抑えられるため、気軽に利用できる選択肢として注目されています。
レンタルならクリーニングの手間もなく、トレンドに合わせて新しいデザインを楽しむことができ、保管場所に困ることもありません。
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パーティーの服装選びに迷わないためのチェックリスト

パーティーの服装を選ぶときは、事前に以下のチェックポイントを押さえておくと迷わずにすみます。
- パーティーの目的
- 会場の場所
- 会場の雰囲気
- ドレスコードの有無
- 季節や天候
- 時間帯(昼/夜)
- 参加者層
- 着席 or 立食
- 動きやすさの必要性
- SNSなど写真撮影の有無
まずは、パーティーの目的、会場の場所や雰囲気を確認します。
ドレスコードの有無、季節や天候、開催時間によっても選ぶべき服装は変わります。
さらに、参加者の年齢層、立食か着席かといったスタイル、長時間快適に過ごすための動きやすさ、写真撮影が行われるかどうかなどもチェックするとよいでしょう。
パーティーの服装は「TPO×スマートさ」が鍵!

結婚式以外のパーティーでも、求められるのは「きちんと感」と「華やかさ」のバランスです。
自分の立場や会場の雰囲気を意識しつつ、心地よく過ごせる服装を選びましょう。
場に合った装いは、円滑なコミュニケーションや和やかな雰囲気づくりにもつながります。
とはいえ、「頻繁に着ないのでもったいない」「上質な服は高い」と購入に迷う人も多いのではないでしょうか。
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気負わずにおしゃれを取り入れる方法として、ぜひ上手に活用してみてください。