この記事のまとめ
- 結婚式で叔母は母親を立てつつ、一般ゲストよりは格上に装うのがマナー。
- 「ネイビーのAライン」のドレスは顔映りの良さと体型カバーができる。
- 姪の結婚式のご祝儀は親族間での相談が必須。
姪御さんの結婚式において、叔母という立場は「迎賓側」としてゲストをお迎えする大切な役割を担います。
主役である新郎新婦のお母様を(正礼装)を立てつつ、一般のゲストよりも格調高く装うのが親族としてのマナーです。
久しぶりの参列でも自信を持って振る舞えるよう、60代にふさわしい洋装の正解を整理していきましょう。
また体型の変化もカバーしたいというのが本音ではないでしょうか。
この記事では、準礼装の基本から顔映りの良い色選び、上品に見えるシルエットまで、最新の正解をお伝えします。
自信を持って姪の門出を心から祝福できる一着を見つけましょう。
姪の結婚式で60代の叔母が守るべきマナー

姪の結婚式に叔母として参列する際は、新郎新婦を身内として支える迎賓側としての品格が求められます。
主役である新郎新婦のお母様よりも控えめにしつつ、一般のゲストよりは格上の装いを目指すのがマナーの鉄則です。
60代にふさわしい落ち着いた色や上質な素材を選び、祝福の場を上品に彩るための正解を確認しましょう。
(1) 母親を立てつつ一般ゲストより格上に装う
「お姉様(新郎新婦の母)が黒留袖を着るのに、妹の私が洋装では失礼かしら」と心配される方もいらっしゃいますが、ご安心ください。
大切なのは家全体の格式を揃えること。
お母様が「正礼装」であれば、叔母様は一歩控えた「準礼装」を選ぶことで、美しい序列が保たれます。
主役を引き立てつつ、ご友人よりはフォーマルな装いをすることで、家全体のバランスを保つという考え方です。
礼装の格式を整理すると、以下のようになります。
自分の立場を正しく理解し、ゲストを温かく迎えるための落ち着いた装いを心がけましょう。
| 立場 | 格式の名称 | 洋装の具体例 |
|---|---|---|
| 母親・仲人 | 正礼装(最も格式高い装い) | アフタヌーンドレス(ロング丈) |
| 叔母・姉妹 | 準礼装(正礼装に次ぐ装い) | フォーマルドレス・アンサンブル(ロング〜ミモレ丈) |
| 友人・同僚 | 略礼装(一般的なお呼ばれ服) | ワンピース(膝丈〜ミモレ丈)、アンサンブル |
(2) 「会場」と「時間帯」に合わせた装いの調整
結婚式で「式場によって何を着ればいいか迷う」という悩みがよく聞かれます。
格調高いホテルでの披露宴ならフルレングスのロングドレス、ゲストハウスやレストランなら、足捌きが良く軽やかな「ミモレ丈(ふくらはぎの中間程度)」が周囲の雰囲気にも馴染みます。
大切なのは、その場の雰囲気を損なわない「調和」の心。
これがマナーの基本であるTPOの考え方です。
ドレスを購入する場合は1万5千円から5万円程度が目安ですが、ブランドや素材によってはそれ以上かかることもあります。
一方でレンタルなら5千円から1万5千円程度で高品質なブランドドレスが選べます。
(3) 露出を抑えたロング丈や袖ありの服を選ぶ
結婚式の際「加齢による体型の変化を隠したい」と切実に感じる場面は多いものです。
肌の露出を抑えることは、親族としての慎ましさを表現することにもつながります。
透け感の少ないレース袖や、肘まで隠れる七分袖なら、上品さを保ちつつ気になる二の腕をスマートにカバーできます。
ただし、自分のサイズにぴったりの高品質なドレスを探すのは一苦労という現実もあります。
もし不安なら、エアクロドレスのようなサービスを活用するのも一つの手です。
予備のドレスがもう1着無料で届くスペアサービスがあるため、サイズ違いの心配もありません。
60代女性に似合う上品なドレス選びのコツ

姪の結婚式で叔母を務める際は、周囲に安心感を与える品格のあるドレス選びが最も重要です。
主役の母親を立てつつ、一般ゲストよりは格上の装いを目指すことが一般的なマナーとされています。
若作りや老け見えを避け、近年主流の最新スタイルで自信を持って当日を迎えましょう。
自分に似合う「正解」を知ることで、姪の門出を心から祝福できる心の余裕が生まれます。
(1) 顔映りの良さを左右する「色」の選び方
60代のドレス選びで最も重視したいのが、肌のくすみを飛ばしてくれる「顔映り」です。
落ち着きのあるネイビーや、肌馴染みの良いシャンパンベージュは、集合写真でも顔色をパッと明るく見せてくれます。
暗すぎる黒や、くすみの強いグレーは避けた方が無難でしょう。
一般に叔母は準礼装、これは正礼装に次いで格式のある装いを選ぶのがマナーです。
ただし、白に近いアイボリーや淡すぎるベージュは、照明の下で白く飛んで花嫁様の色と重なってしまうことも。
迷った際は、ワントーン落ち着いた色味を選ぶのが「大人の知性」です。
ただし、素材に光沢感があれば地味になりすぎず、上品な華やかさを演出できます。
(2) 体型をカバーするAラインやコクーンの形
加齢による体型の変化を優雅にカバーしてくれるのが、Aラインやコクーンシルエットです。
お腹周りや腰回りにゆとりのあるデザインを選べば、長時間の披露宴も窮屈さを感じず、立ち姿もスマートに決まります。
「隠す」だけでなく「美しく見せる」シルエットを選びましょう。
気になる部分を隠しつつ美しいラインを作る工夫が必要です。
例えば、ウエストラインにフリルがあしらわれた「ペプラムデザイン」は、視線を高い位置に集めてお腹周りを自然にカバーしてくれます。
また、コクーンシルエット、つまり繭のように体を優しく包み込む形なら、長時間の着席でも疲れにくくなります。
一方で、品格を保つなら裾に向かって自然に広がるAラインが最適です。
(3) レースやシャンタンなど上質な素材を重視
高級感のある上質な素材を選ぶことは、大人の女性としての知性と品格を表現する上で欠かせません。
実際に私が経験した結婚式では、薄手の安っぽい生地を選んだために写真映りが悪くなってしまったという失敗例もあります。
素材の質感が装いの完成度を左右するということです。
例えば、独特の節(ふし)が美しい光沢を生む「シャンタン」や、模様が浮き出る「ジャガード」は、一目で質の良さが伝わる素材。
身に纏うだけで、叔母様としての凛とした立ち姿を支えてくれます。
高品質なドレスは購入すると数万円かかりますが、レンタルなら費用を抑えてブランド品を楽しめます。
叔母の装いを格上げする小物選びのポイント

姪の結婚式で叔母を務める際は、身内としてゲストを迎える立場にふさわしい小物選びが肝心です。
準礼装、これは正礼装に次いで格式のある装いのことですが、主役の母親を引き立てつつ自身の品格も表現することが求められます。
細部まで気を配ることで全体の装いが一層洗練され、周囲の親族に対しても安心感を与えることができます。
(1) 必須アイテムのパールネックレスを選ぶ
実際に結婚式で、顔周りが寂しく見えてしまい、慌ててパールのネックレスを新調したという声も聞かれます。
パールは「円(縁)をつなぐ」とされる、お祝いの席に欠かせない宝飾品です。
特に一連のパールネックレスは、叔母としての品格を象徴する必須アイテム。
粒の大きさや長さによって印象が変わるため、ドレスの襟元に合わせて調整しましょう。
一方で、60代の方は鎖骨より少し高めの位置で装うことで、より顔色が明るく若々しく見えます。
もし首元のシワが気になるなら、あえて少し大粒の物を選ぶことで視線をそらすという選択肢もあります。
最後は、全体のバランスを見て上品にまとめるのがポイントです。
(2) 疲れにくい3〜5cmヒールの靴を選ぶ
結婚式で、高いヒールを履き続けて足が痛くなり、姪の晴れ舞台を最後まで楽しめなかったという失敗談をよく耳にします。
久しぶりのヒールに不安を感じるかもしれませんが、3〜5cm程度の高さがあると、ふくらはぎのラインが引き締まり、ドレス姿がぐっと美しく見えます。
また太めのヒールやストラップ付きを選べば、安定感と上品さを両立できます。
新しいパンプスは、式の数日前から家の中で履いて慣らしておきましょう。
少し足に馴染ませておくだけで、当日の歩きやすさが格段に変わります。
もし歩行に不安があるなら、ストラップ付きの安定した形を選ぶと良いでしょう。
(3) 必要な物が入る布製のフォーマルバッグ
荷物が入り切らずにブランドショップの紙袋をサブバッグとして持ち込み、式場の雰囲気を損なってしまうケースが時々見られます。
フォーマルな場では、殺生を連想させるクロコダイルやファーを避け、上品な光沢のある布製バッグを選ぶのがマナーの基本です。
入り切らない荷物は紙袋ではなく、お揃いの素材のサブバッグを用意すると、後ろ姿まで美しく整います。
こちらに購入とレンタルの費用目安を表にまとめました。
一回限りの機会に高額を投じるよりも、賢くレンタルを活用することで、質の良いブランド品を手に取るという選択肢もあります。
予算と品質のバランスを考えて選びましょう。
姪へのご祝儀相場と当日の立ち居振る舞い

姪の結婚式に参列する叔母は、新郎新婦を身内として支えるホスト側、つまり招待する側の自覚を持つことが大切です。
お祝いの気持ちを包むご祝儀や、当日の美しい振る舞いは、家全体の品格を示す重要なコミュニケーションとなります。
久しぶりの参列で不安を感じる方も多いですが、最新のマナーを確認して、自信を持って当日を迎えましょう。
(1) 親族として包むご祝儀の相場と袋の書き方
叔母から姪へのご祝儀は、一般的に5万円〜10万円が目安とされています。
ただし、地域や家庭の習慣によって異なるため、ご祝儀の額については、独断で決めずに他の親族の方々と事前に相談しておくのが最も安心です。
親族間で金額に差が出ないよう「足並みを揃える」ことも、一族としての礼節の一つです。
お互いに確認し合うことで、当日の迷いもなくなります。
ご祝儀袋の表書きは「御祝」または「寿」とし、名前はフルネームを楷書で丁寧に書きます。
(2) 袱紗の正しい包み方とスマートな渡し方
当日の朝に慌てないためには、ご祝儀を包む袱紗の扱いを事前に再確認しておくことが重要です。
袱紗とは、お祝いの品を汚さないための布のことです。
ご祝儀をそのままバッグから出すのではなく、袱紗から静かに取り出し、相手の向きに合わせて差し出す。
この一連の動作が、姪の門出を祝う心の深さを表します。
久しぶりの参列で小物のマナーを忘れてしまい、受付で戸惑ってしまったという体験談も多く寄せられています。
細部まで丁寧に準備することで、当日は心に余裕を持って姪御さんの門出を祝うことができます。
(3) 写真映りを良くする姿勢や座り方のコツ
実際に私が担当した結婚式でも、集合写真に写った自分の姿勢を見てがっかりしたという悩みが多く寄せられています。
60代は無意識に背中が丸まりやすいため、ドレス姿を美しく見せるには、肩甲骨を寄せて顎を軽く引くといった意識的な工夫が必要です。
椅子に座る際は背もたれに寄りかからず、拳一つ分開けて腰掛けると、背筋が伸びて写真映りが見違えます。
ゆったりしたシルエットのドレスを選んでおけば、こうした美しい姿勢を保っても疲れにくく、最後まで笑顔で過ごせるはずです。
洋装をレンタルで揃えるメリット

姪の結婚式に叔母として参列する際、一度きりのために高額なドレスを新調するのではなく、レンタルを活用する女性が増えています。
百貨店で購入すると数万円の出費になりますが、レンタルなら費用を抑えつつ、今の自分に最も似合う高品質な一着を身に纏うことができます。
親族としての品格を保ちながら、賢く準備を進めるためのメリットを解説します。
メリット(1)高級ブランドを安く利用できる
「数年に一度しか着ない一着に、何万円もかけるのはもったいない」と感じる方は多いものです。
百貨店で新調すれば5万円以上の出費になりますが、レンタルなら1万円前後で、憧れの高級ブランドドレスを纏うことができます。
一方で、浮いた予算を姪へのお祝い金に回せるため、親族としての品格と経済的な合理性を賢く両立できるという選択肢もあります。
最後は予算と品質のバランスを考えて、自分にふさわしい一着を選びましょう。
メリット(2)予備付きでサイズ不安を解消
実際に60代の方からは「ネットでの注文はサイズが合うか不安」という切実な声が寄せられています。
そんな不安を解消するのがスペアサービスで、これは注文したドレスの他にサイズやデザイン違いの予備をもう1着無料で届ける仕組みのことです。
ネットレンタルの不安を解消してくれるのが、上場企業が運営する「エアクロドレス」のようなサービスです。
確かな品質管理と、会員数100万人という実績は、大切なお祝いの場を任せるに値する安心材料と言えるでしょう。
7泊8日という長い期間があれば、自宅でゆっくりと着比べて自分にぴったりの一着を確認できるため、当日の失敗を未然に防ぐことが可能です。
メリット(3)返却後の手入れや保管が不要
結婚式前に「久しぶりにタンスから出したらカビが生えていた」という失敗談も少なくありません。
着用後の面倒なクリーニングや、クローゼットでの保管場所を心配しなくて良いのもレンタルの大きな魅力です。
返却はそのまま箱に戻して送るだけ。
忙しい式が終わった後も、余韻に浸りながらゆっくり過ごしていただけます。
クローゼットの場所を取らず、常に最新のトレンドを取り入れたAランク、これは新品に近い高品質な状態を保証するランクのことですが、この質の高いドレスを楽しめます。
購入とレンタルの違いは、以下の通りです。
| 比較項目 | 百貨店で購入する場合 | レンタル(エアクロドレス) |
|---|---|---|
| 費用の目安 | 3万円~8万円 | 5,000円~15,000円 |
| クリーニング代 | 2,000円~3,000円 | 0円(利用料金に込み) |
| 手入れ・保管 | 自身で管理が必要 | 不要でそのまま返却可能 |
洋装をレンタルする際のデメリット

レンタルドレスは非常に便利ですが、一方で希望の品が借りられなかったり、自分の体にミリ単位で合わせられなかったりする弱点も存在します。
姪の結婚式という大切な場で、親族として品格ある装いをするためには、これらのリスクを事前に把握しておくことが欠かせません。
当日になって慌てないための、賢い対策を詳しく解説します。
デメリット(1)人気の商品は予約が埋まりやすい
結婚式が集中する春や秋のシーズンは、数ヶ月前から予約が埋まってしまうという現実があります。
実際に、いざ借りようとしたら目当ての服が在庫切れで困ったという声も聞かれます。
60代の女性に好まれる「体型をカバーしつつ上品に見えるデザイン」は特に需要が集中するためです。
人気のデザインは予約が埋まりやすいため、日程が決まったら早めに押さえておくのが安心です。
7泊8日の長期レンタルが可能なサービスを選べば、余裕を持って手元に届くため、小物との合わせを事前にチェックする楽しみも広がります。
デメリット(2)試着や細かなサイズ補正が難しい
レンタルドレスは、自分に合わせたお直し(裾上げ等)ができない点に注意が必要です。
当日、自信を持って姪御さんを祝福できるよう、親族として最低限守りたい「NGポイント」もおさらいしておきましょう。
基本さえ押さえておけば、自信を持って当日を迎えられます。
| カテゴリ | 絶対に避けるべきNG項目 | 理由・背景 |
|---|---|---|
| 色 | 白・アイボリーのドレス | 花嫁の特権カラーであるため |
| 足元 | 黒のストッキング | 喪服、つまりお葬式を連想させるため |
| 素材 | ファー(毛皮)や革製品 | 殺生、つまり生き物を殺すことを連想させるため |
| 形状 | オープントゥ(つま先が出る靴) | 妻が先立つ(妻先が出る)という語呂合わせを避けるため |
まとめ

60代女性が姪の結婚式に叔母として参列する際の服装は、母親より控えめで一般ゲストより格上の準礼装を選ぶのがマナーの基本です。
60代の叔母様として参列する日は、姪御さんの成長を喜び、一族の絆を再確認する素晴らしい一日。
品格のあるドレスを身に纏うことは、ご親族やゲストへの敬意の表れでもあります。
マナーを守りつつ、ご自身も最高に輝ける一着で、心温まる時間をお過ごしください。


