結婚式の叔母の服装|姪・甥の式にふさわしい格と和装・洋装の選び方

叔母としての結婚式での服装マナーとは

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「姉の娘の結婚式に呼ばれたけれど、叔母の服装は何が正解なの?」母親ほど改まらなくてよいのか、留袖は要るのか、手持ちのワンピースで失礼にならないか。親族席に座る立場だからこそ、迷いは尽きませんよね。

結論からお伝えすると、叔母の服装は新郎新婦の母親より一段控えめな準礼装が基本です。和装なら三つ紋の色留袖、洋装ならネイビーなど濃い色の袖付きセミフォーマルドレスが答えで、両家の叔母で格をそろえておけばまず外しません。

この記事を読めば、自分の立場と年代を早見表に当てて何を着るかを決められ、主役の母親に確認する3つのことまで分かります。読み終えるころには、姉妹に「私はこれを着るね」と一言で伝えられる状態になっているはずです。

目次

結婚式で叔母の服装は母親より控えめな準礼装が基本

結婚式で叔母の服装は母親より控えめな準礼装が基本
結婚式で叔母の服装は母親より控えめな準礼装が基本

叔母として姪・甥の結婚式に出るときの服装は、新郎新婦の母親より一段控えめで、友人ゲストよりきちんとした「準礼装」が基本です。和装なら三つ紋の色留袖、洋装なら濃い色の袖付きセミフォーマルドレスが、その代表になります。

親族の格の並び、両家でそろえる考え方、主役の母親に確認しておくこと、そして立場と年代で見る早見表の順に見ていきましょう。

親族の格は母親が正礼装、叔母は準礼装

母親は正礼装、祖母はそれに準じ、叔母と兄弟姉妹は準礼装が目安です。親族はゲストをもてなす側なので、新郎新婦に近い立場ほど服装の格が上がるためです。ゼクシィの親族向け解説も、親族を「新郎新婦と共にもてなす側」と位置づけ、関係が近いほど高い格が求められると説明しています。

立場和装の例洋装の例
新郎新婦の母親正礼装五つ紋の黒留袖昼はアフタヌーンドレス、夜はイブニングドレス
祖母正礼装〜準礼装黒留袖(母親より格を上げない)母親に準じたフォーマルドレス
叔母・伯母、姉妹準礼装(略礼装も可とする案内あり)。両家でそろえる三つ紋の色留袖。家や地域により黒留袖袖付きのセミフォーマルワンピース、セットアップ
友人ゲスト準礼装〜略礼装訪問着、付け下げパーティードレス

親族は一般ゲストより控えめがマナーといわれる一方、神経質になる必要はない、と添える結婚情報サイトもあります。格の名前そのものは、フォーマルとは?正礼装・準礼装・略礼装の違いと着用シーンで確かめられますよ。

新郎側と新婦側で格をそろえるのが最優先

叔母の服装でいちばん大切なのは、自分の好みより、新郎側と新婦側の親族で格をそろえることです。和装と洋装が混ざるのは問題なく、両家の母親でいえば、黒留袖と黒の華やかなワンピースはどちらも正礼装で釣り合います。

新郎側の叔母だから、新婦側の叔母だから、という理由で格を上げ下げする決まりはなく、両家で同格にそろえるのが主流です。両家の母親について、地域や家によっては新婦側が一歩引く慣習が残ると説明する解説があり、叔母もそれに準じます。相手方の叔母が何を着るかは、新郎新婦を通してさりげなく聞いておくと安心ですね。

両家の親の装いを起点に格をそろえる考え方は、マザードレスのマナー|両家で揃える格と昼夜の違いにまとめました。

主役の母親に確認しておく3つのこと

叔母の服装は、主役の母親、つまり自分の姉妹や義理の姉妹が何を着るかで決まるものです。確認するのは次の3つで十分。

  • 母親が和装か洋装か。和装なら黒留袖か、洋装なら昼夜どちらの正礼装か
  • その家や地域に「親族の女性は黒留袖」の慣習があるか。相手方の親族はどうするか
  • 会場と時間帯。ホテルや神社か、レストランやリゾートか。ドレスコードの指定があるか

この3つが分かれば、和装か洋装か、色留袖か黒留袖か、昼の装いか夜の装いかが決まり、迷いの大半はこれで解消です。兄弟姉妹として出る家族がいれば、結婚式の兄弟・姉妹の服装も一緒に見ておくと、親族全体のトーンがそろいますよ。

立場と年代で見る叔母の服装の早見表

叔母の装いは、既婚か未婚か、年代、会場の格の3つで絞れる作りです。新郎側と新婦側で分ける必要はなく、どちらも同じ表で読めるようにしました。

あなたの立場和装の目安洋装の目安気をつける点
既婚・30〜40代三つ紋の色留袖。家の慣習で黒留袖のこともあるネイビーなど濃色のセミフォーマルワンピースに、ボレロかジャケット友人として出ていたころの華やかな色や丈は見直す
既婚・50代以上色留袖。家や地域で黒留袖の慣習があれば黒留袖ジャケット付きのセットアップや膝下〜ロング丈。張りのある素材母親より華やかにしない
未婚(年代を問わず)色留袖。黒留袖は既婚者の装いなので着ない既婚の叔母と同じ準礼装未婚の親族に振袖を挙げる解説もあるが、叔母の年代では色留袖が無難
会場がレストラン・ガーデン一つ紋の訪問着も候補(家が了承していれば)軽やかな素材の準礼装。丈は膝下〜ロングカジュアルな会場でも親族席のきちんと感は保つ

60代の叔母が体型や丈で迷うときの具体は、60代女性向け|姪の結婚式におすすめの服装の選び方で年代に絞って解説しました。

和装で出るなら叔母は色留袖か訪問着

和装で出るなら叔母は色留袖か訪問着
和装で出るなら叔母は色留袖か訪問着

叔母の和装は、三つ紋の色留袖がいちばんバランスのよい選択です。黒留袖は新郎新婦の母親の装いですが、地域や家によっては親族の女性がそろって黒留袖を着る慣習も残っています。着てよいかどうかは、母親と両家に合わせて決めるものです。

黒留袖の位置づけ、色留袖と訪問着の格の違い、和装が向く式、借り方と費用の目安を順に見ていきます。

黒留袖は新郎新婦の母親の装い

五つ紋の黒留袖は既婚女性の正礼装で、結婚式では新郎新婦の母親が着るのが一般的です。叔母が黒留袖を着ること自体は正当な装いで、貸衣装店や和婚メディアの解説でも、祖母や叔母、既婚の姉妹も着られると書かれています。

ただし最近は、黒留袖を着るのは母親だけという式が増えました。着物レンタルの専門サイトは、東京などの都市部では「第一礼装は母親だけ」という考え方が広がり、叔母は色留袖を着るようになったと説明しています。一方で地方や家によっては、既婚の親族女性は全員が黒留袖という決まりが今も残っています。

黒留袖を着る場合は、母親の着物より柄を華やかにしないのがマナーです。未婚の叔母は黒留袖を着られないため、次の色留袖が選択肢になります。

色留袖は三つ紋が主流、訪問着は紋付きで

叔母の色留袖は三つ紋が主流です。色留袖は既婚・未婚を問わず着られる礼装で、紋の数で格が変わります。五つ紋なら黒留袖と同格の正礼装、三つ紋なら準礼装、一つ紋はそれより下の扱いで、母親より一段控える意味で三つ紋が選ばれる形です。

着物主に着る人叔母の使いどころ
黒留袖(五つ紋)正礼装新郎新婦の母親、既婚の親族家や地域の慣習で親族がそろえるとき
色留袖(五つ紋)正礼装親族女性両家が正礼装でそろえるとき。一般的ではない
色留袖(三つ紋)準礼装姉妹、叔母、いとこ叔母の第一候補
訪問着(一つ紋)略礼装(紋で準礼装寄りに)ゲスト、遠い親族カジュアル寄りの式で家が了承していれば
色無地・付け下げ略礼装友人ゲスト。未婚の親族に付け下げを挙げる解説もある略礼装なので叔母の第一候補にはしない

訪問着は色留袖より格が下がるため、親族が着るとゲストと同格になってしまう、という考え方が一方にあります。他方では、カジュアルな雰囲気の式や、家族から「かしこまりすぎなくてよい」と言われた場合は訪問着でも構わないとする解説もあります。その場合は一つ紋を入れて格を上げるのがおすすめとされ、両論です。

紋のない訪問着は親族としてはゲストと同格に見えやすく、比翼仕立てでない色留袖は結婚式には向きません。

和装が向く式と洋装が向く式

神前式や格式の高いホテルで、新郎新婦の両親が和装なら、叔母も和装にすると親族席がそろって見えます。反対に、レストランやガーデン、リゾートの式では留袖が重く見えやすく、両親も準礼装にする例があるので、洋装のほうが場になじみます。

和装は着付けとヘアセットの時間が要り、髪はアップにまとめるのが基本です。帯揚げと帯締めは白、扇子は末広を挿し、アクセサリーは結婚指輪以外つけないのが黒留袖の決まりごと。着付けの予約は衣裳と一緒に押さえておくと、当日慌てません。

母親が黒留袖で叔母がネイビーのドレス、というように親族の中で和装と洋装が混ざっても、格がそろっていれば問題ありません。

留袖・訪問着の借り方と費用の目安

留袖や訪問着は、貸衣裳店や着物レンタル店で一式そろえて借りるのが手軽な方法。店舗の公式料金の例では、色留袖一式が税込33,000円、訪問着が税込27,500円です。

黒留袖一式は27,500〜71,500円の幅があります(2026年9月時点・公式サイト)。着物・長襦袢・帯・帯締め・帯揚げまで一式に含まれ、着付けとヘアセットを同じ店で頼めるところもあります。

洋装のフォーマルドレスがネットで4,980円から借りられるのと比べると、和装は着付けまで含めて数万円の出費になります。予約は早いほど柄やサイズを選べるので、和装で出ると決めたら早めに動きましょう。

手持ちの色留袖があるなら、紋の数と比翼仕立てかどうか、しまい皺と黄ばみを確かめてから決めると安心です。

洋装で出るなら濃い色のセミフォーマルドレス

洋装で出るなら濃い色のセミフォーマルドレス
洋装で出るなら濃い色のセミフォーマルドレス

叔母の洋装は、ネイビーや黒などの濃い色で、袖付きか羽織を合わせた膝下〜ロング丈のセミフォーマルドレスが基本です。昼の式は光沢を抑え、夜の披露宴は華やかさを足す。会場によって変えるのは格ではなく素材と動きやすさです。

色、丈と袖、昼夜、会場、パンツドレスの順に、迷いやすいところだけ押さえていきます。

色はネイビー・黒・ボルドーなど写真で沈まない濃色

叔母の色は、ネイビー・黒・ボルドー・深いグリーン・チャコールグレーの濃色から選ぶと外しません。母親が黒留袖や黒のドレスなら、叔母は一段下げる意味でネイビーを選ぶ人が多いです。柄物より無地のほうが格は上に見えます。

扱い理由
ネイビー、深いグリーン、ボルドー、チャコール選びやすい親族席で落ち着いて見え、写真でも沈まない
華やぎを足せば可喪服に見えるかどうかより、黒だけだと華やぎがゼロになることが問題。レースや小物で祝いの席らしさを
白、アイボリー、ライトベージュ、ライトグレー、ラベンダーなどの淡色避ける白は花嫁の色。淡色は光の加減やフラッシュで白っぽく写り、花嫁と並ぶと困る
蛍光色、強いラメやスパンコール昼は避ける。夜は控えめなら可親族の立場では目立ちすぎる。夜の披露宴は照明に映える程度まで

ゼクシィの母親向け解説にも「黒色を選ぶ場合はお祝いの席にふさわしい華やかなデザインを」とあります。レースや光沢控えめのジャガード、明るい色の小物で足すのが解決です。

明るさがほしいなら、色そのものを淡くするのではなく、濃色のドレスにゴールドやシルバーの小物で明るさを足してくださいね。

丈と袖は座ってお辞儀をして確かめる

丈は膝が隠れる長さからロングまで、袖はあるものを選ぶか、ノースリーブなら羽織を合わせるのが親族の基本です。数字で決めるより、試着のときに座って膝が出ないか、お辞儀をして胸元が開かないかを鏡で確かめるほうが確かです。

準礼装の昼の装いについて、貸衣裳店の解説は、長袖でなくてよいが袖のあるデザインが望ましいと整理しています。ノースリーブならボレロやストールで肩を隠し、スカートは膝丈からミモレ丈が基本です。ベアトップや肩が全部出るデザインは、羽織を脱ぐ場面があるなら避けたほうが無難です。

立ったときだけでなく座ったときの丈も確かめるよう勧める60代向けの解説もあります。披露宴は座っている時間が長いので、この確認が写真の失敗を防ぎます。

昼は光沢を抑え、夜は華やかさを足す

昼の式は光沢を抑えた素材と控えめな露出、夜の披露宴は光沢のある素材やビジューも可、というのが洋装の基本です。昼と夜の境は18時ごろ(冬は17時ごろ)とする解説があり、披露宴が夕方にかかる場合は昼の基準で選んでおくと安全です。

昼の準礼装はセミアフタヌーンドレスやセレモニースーツ。レースやツイードなど光沢の控えめな素材が定番です。夜はカクテルドレスにあたり、光沢のある生地やノースリーブも許容範囲。

ただし日本の結婚式では昼夜の線引きは厳密ではなく、控えめな光沢なら昼でも許容範囲、と貸衣裳店の解説も添えています。迷ったら「昼は上品、夜はやや華やか」の距離感で、小物の輝きだけ変えるのが簡単です。

ホテル・レストラン・リゾートで変えるのは素材

会場で変わるのは格の上下ではなく、素材の重さと動きやすさです。格式の高いホテルや神社では両親が正礼装のことが多いので、叔母も準礼装をきちんと守ります。レストランやガーデンでは同じ準礼装のまま、軽やかな素材に替えるだけ。

会場叔母の装い素材と注意
格式の高いホテル、神社準礼装。両親が和装なら和装も無地やレースのミディ〜ロング丈に一連パール。華やかさよりきちんと感
専門式場準礼装ホテルに準じる。移動が多いので歩きやすい靴
レストラン、ガーデン準礼装のまま軽やかにシフォンやジョーゼットなど軽い素材。屋外は羽織で温度差に備える
リゾート(沖縄・海外)新郎新婦のドレスコードに合わせる両家で格をそろえるのが先。明るい色でも白に寄る淡色は避ける

リゾート婚では、両親も留袖やモーニングでかしこまらない例が多いです。沖縄の会場公式は、両家で服装のテイストをそろえるよう案内するところが目立ちます。沖縄県は公式サイトで、かりゆしウェアが夏の正装として定着し、結婚式での出席者の着用が増えていると説明しています。

女性はドレスとかりゆしのどちらも選べ、ドレスならストッキングを着用し、かりゆしワンピースなら素足でも構いません。

パンツドレスとセットアップは条件つきで

パンツドレスは、フォーマルな素材にジャケットを合わせれば叔母でも着られますが、格式の高いホテルや神社の式、親族が多い場では控えたほうが無難です。スカートより格が低いと見る解説と、フォーマルなデザインなら問題ないという解説の両方があるためです。

着るなら、次の3つを条件にしましょう。

  • 素材は綿や麻ではなく、レースやシフォンなどフォーマル感のあるものにする
  • ジャケットかボレロを羽織る
  • スカートに見えるワイドシルエットを選ぶ

夜の準礼装であるカクテルドレスにはミディ丈のワンピースとパンツスーツが含まれる、という整理もあります。

両親や新郎新婦に「パンツでもよいか」と一言聞いておけば、当日の気まずさは避けられますよ。

叔母の服装を整える小物とNGの線引き

叔母の服装を整える小物とNGの線引き
叔母の服装を整える小物とNGの線引き

叔母の小物は、羽織・バッグ・靴・ストッキング・アクセサリーを「上品で控えめ」にそろえれば整います。避けるべきものははっきりしていて、白っぽい色、素足と黒ストッキング、ファーやレザー、大きく開いたデザインの4つです。

羽織の決め方、バッグと靴とストッキング、アクセサリーとヘア、そして避けることと気にしすぎでよいことの線引きを順に見ていきます。

羽織は袖の有無と昼夜と季節で決める

羽織が要るかどうかは、ドレスの袖の有無、昼か夜か、季節の3つで決まります。袖のないドレスで昼の式なら羽織を合わせるのが基本、袖付きで夜なら省いても構いません。羽織には露出を抑えるだけでなく、装いの格を整える役割があります。

種類は年代で変えると自然です。30代はやわらかい印象のボレロでもジャケットでもよく、40代以上はきちんと感の出るノーカラーやショート丈のジャケットが向きます。ストールを使うなら、透け感や装飾が控えめなものを選び、ずり落ちないよう留めておきましょう。

ジャケットの色や素材の合わせ方は、結婚式のジャケット女性マナー|色・素材・骨格別の選び方で詳しく扱っています。

バッグ・靴・ストッキングの基本

バッグは小ぶりのパーティーバッグを会場に持ち、荷物はサブバッグに分けてクロークへ預けます。ブランドの紙袋やビニール袋をサブバッグにするのは避けてください。小さなバッグにはご祝儀の袱紗が入らないことがあるので、受付までの持ち方を先に考えておくと慌てません。

靴はつま先の隠れるパンプスが無難で、ヒールは3〜5cmほどが歩きやすく上品に見えます。ヒールが苦手な方や妊娠中の方は低い靴でも構わない、という解説がファッション通販サイトや結婚情報サイトにあります。オープントゥは避けるのが無難とされ、かかとが見える程度なら気にしすぎなくて大丈夫です。

ストッキングは肌色の無地が基本です。素足は避け、黒いストッキングは葬儀を連想させるので結婚式にはふさわしくありません。

30デニール以上はタイツと呼ばれ、厚手でカジュアルに見えるため、寒い時期でも30デニール未満を選びます。伝線に備えて予備を1足持っておくと安心ですよ。

アクセサリーとヘアは上品さを優先

アクセサリーは一連のパールが定番で、昼夜を問わずどんなドレスにも合います。二連や三連のパールも結婚式では問題ないとする解説が多いのですが、親族として出るなら一連のほうが格があり無難です。昼はパール、夜はダイヤやビジューなど輝くものも可、と覚えておけば十分です。

大ぶりのビジューや揺れの大きいイヤリングは、新郎新婦を引き立てる立場では控えめに。コサージュを付けるならドレスと同系色でまとめると上品にまとまります。

髪はハーフアップやシニヨンなどのまとめ髪が、親族席の落ち着きに合います。ロングやセミロングのダウンスタイルは避け、ボブやショートは整えてあればそのままでも構いません。和装はアップにまとめ、ヘアアクセサリーにファー素材は使わないでください。

避けることと気にしすぎでよいこと

避けるのは白と白っぽい淡色、素足と黒ストッキング、ファーやレザー、ミニ丈と大きな露出の4つです。黒ドレスや控えめな光沢、ローヒール、揺れるピアスは気にしすぎでよいもの。前者は理由がはっきりしていて、後者は式の顔ぶれや地域で幅があります。

区分内容理由
避ける白、白に見える淡色のドレス花嫁の色。写真で白く飛ぶ
避ける素足、黒いストッキング、タイツ素足はマナー違反とされ、黒は葬儀の連想、タイツはカジュアル
避けるファー、レザー、アニマル柄殺生を連想させる
避けるミニ丈、胸元や背中が大きく開いたデザイン親族の立場で露出は控える
気にしすぎでよい黒のドレス華やぎを足せば問題ない
気にしすぎでよい控えめな光沢の生地、二連パール日本の結婚式では許容範囲とする解説が多い
気にしすぎでよいローヒール、かかとの見える靴歩きやすさを優先してよい
気にしすぎでよい揺れるピアス「気にする人もいる」程度

「気にしすぎでよい」の側は、親族が多く年配の方が中心の場ではやや厳しめに、友人中心のカジュアルな会ではゆるめに見られる、と幅があります。姉妹の意向を聞いて、その式の顔ぶれに合わせてください。

叔母の服装は手持ち・購入・レンタルのどれにするか

叔母の服装は手持ち・購入・レンタルのどれにするか
叔母の服装は手持ち・購入・レンタルのどれにするか

叔母の服装は、手持ちで済むか、買うか、借りるかを「格が合うか」と「次に着る予定があるか」で決めるのが答えです。数年に一度の出番なら、親族向けの価格帯を知ったうえでレンタルを候補に入れると、費用も保管の手間も抑えられますよ。

手持ちを着回す条件、買う場合の売り場、借りる場合の価格帯、レンタルの手配のタイミングを順に確かめていきましょう。

手持ちのフォーマルを着回してよい条件

手持ちのフォーマルは、格・色・丈と袖・サイズの4つが合えば、そのまま着回して構いません。数年前に買ったものでも、濃色の袖付きで膝下〜ロング丈、座っても丈と体型に無理がなければ、叔母の準礼装として十分通用するものです。

確かめること着回してよい目安
準礼装のワンピース・セットアップ。友人向けの華やかなパーティードレスは見直す
ネイビー・黒・ボルドーなどの濃色。淡色は羽織では白飛びを防げないので買い替えか借りる
丈と袖座って膝が出ない。袖があるか、羽織を合わせられる
サイズ座ってお辞儀をして突っ張らない。ファスナーが無理なく閉まる

前回と同じ親族に見られるなら、羽織と小物を変えるだけで印象はしっかり変わりますよ。

買うなら親族向けの売り場で選ぶ

買うなら、百貨店や専門店のフォーマル売り場で、式典やお呼ばれ向けのカラーフォーマルを見るのが近道です。落ち着いたワンピースやアンサンブルがそろい、喪服にあたるブラックフォーマルとは分かれています。

買う前に決めておきたいのは、次に着る予定です。姪や甥の結婚式が続く年代なら1着持っておく価値がありますが、次の出番が見えないなら、保管と流行の変化を考えて借りるほうが合理的なこともあります。

試着では、座る・お辞儀をする・腕を上げるの3つの動作をして、丈と袖と背中の突っ張りを確かめてください。写真に写るのは立ち姿だけではありません。

借りるならゲスト向けと親族向けで価格帯が違う

実店舗のドレスレンタルは、ゲスト向けと母親・親族向けで店や棚が分かれています。料金は数千円台からと数万円台からで、3〜10倍以上の差があります(2026年8月時点・都市部4店の公式サイト)。叔母は準礼装なので、母親が留袖で格式高いホテル婚という場合を除けば、ゲスト向けのフォーマルドレスの価格帯で足りる場面が多いです。

ネットで取り寄せるなら、airCloset Dressのドレスは4,980円から7泊8日で借りられ、往復の送料とクリーニングは不要です(2026年9月時点)。サイズはフリーとXSから3Lまでで、年代別や結婚式のシーンで絞り込めます。親族専用のカテゴリはないので、ネイビーやボルドーなどの濃色で袖付きか羽織を合わせられるものを選ぶのがコツです。

レンタルでも、独自のメンテナンスで品質を保っているサービスを選べば、親族席で見劣りしにくくなります。費用の全体像は結婚式のレンタルドレスの料金相場で確かめられます。

レンタルの受取日は式の2〜3日前に設定する

ネットレンタルは注文を早めに済ませつつ、受取日は式の2〜3日前に設定するのが基本です。レンタル期間は受取日から7泊8日で延長はできないため、早く受け取りすぎると式の前に返却期限が来てしまいます。届いたら当日中に丈と袖を確かめておきましょう。

発送日の目安は受け取り予定日の3日前で、北海道や九州、沖縄などは翌々日以降の配達区分です。注文画面の「お届け予定日」を見てから受取日を確定してください。

サイズや丈に不安があるなら、スペア対象の商品で予備を1着追加すると無料で2着届き、自宅で試着して合うほうを選べる仕組みです。着なかったほうは未着用タグを付けたまま一緒に返せば、料金は高いほうの1着分だけで済みます。

返却は全国のセブン-イレブンとファミリーマートから24時間できます。キャンセルは発送日の前日まで無料です。返却が遅れると1日につきレンタル料金1日分の150%の延滞料金がかかるので、返却日は受け取ったときに確かめておきましょう。

結婚式の叔母の服装でよくある質問

結婚式の叔母の服装でよくある質問
結婚式の叔母の服装でよくある質問

迷いやすいのは黒留袖と新郎側の格で、どちらも「母親と両家に合わせる」が答えです。ご祝儀・季節・60代の装い・レンタルの是非にも答えます。出典は結婚情報サイトと貸衣裳店の解説、当サービスの公式案内(いずれも2026年9月時点)です。

Q1. 叔母は黒留袖を着るべき?

「着るべき」ではなく、母親と両家に合わせて決めるものです。既婚の叔母なら黒留袖を着ること自体は正当ですが、最近は母親だけが黒留袖という式が多く、叔母は三つ紋の色留袖が主流になっています。

その家や地域に「親族の女性は黒留袖」の慣習があるなら、それに従います。迷ったら新郎新婦を通して母親と相手方の親族の予定を聞き、黒留袖にする場合は母親より柄を控えめにしてください。

Q2. 甥の結婚式なら新郎側の叔母は控えめにする?

新郎側だから控えめに、という決まりはありません。両家の親族で格をそろえるのが主流です。両家の母親について、地域や家によっては新婦側が一歩引く慣習が残ると説明する解説があり、叔母もそれに準じます。

相手方の叔母がどんな装いかを新郎新婦経由で聞き、同じ準礼装にそろえれば十分です。和装と洋装が両家で分かれても、格が合っていれば問題ありません。

Q3. 姪の結婚式のご祝儀はいくら包む?

リクルート ブライダル総研が2024年に行った「ゼクシィ結婚トレンド調査2024」で新郎新婦に聞いた全国推計値(沖縄県を除く)では、親族からのご祝儀は1人あたり平均7.7万円です。ゼクシィの解説ページはこれに、監修者の目安として相場3〜10万円を添えています。叔父・叔母だけを分けた値はなく、姪・甥へは5万〜10万円程度を目安とする案内が多いものの、調査で確かめられた値ではありません。

包む額は親族間でそろえるのが基本なので、姉妹や他の叔父叔母と事前に合わせておくと安心です。偶数は避けるのが慣例ですが、8万円は末広がりとして歓迎されます。

Q4. 夏や冬の式で気をつけることは?

夏はシフォンやレースなど軽い素材でも露出は控えめにし、ストッキングは着用が基本です。汗じみが目立ちにくい濃色を選び、冷房対策の羽織を1枚持っておくと安心です。

冬は移動用のコートと室内の羽織を分け、コートは会場のクロークへ預けます。寒くてもタイツは避け、移動の防寒はコートで済ませて、会場では30デニール未満のストッキングで過ごしましょう。

Q5. 60代の叔母が若作りに見えない服装は?

若作りに見えるのは色や柄より、丈と素材のせいであることが多いです。膝下〜ロング丈で、シャンタンやジャガードなど張りと厚みのある素材を選ぶと、落ち着いた華やかさになります。

色は濃色に寄せ、顔まわりはパールやゴールド系の小物で照らすのが定番です。体型カバーや丈の具体は60代女性向け|姪の結婚式におすすめの服装の選び方で年代に絞って解説しています。

Q6. 叔母の服装はレンタルでも失礼にならない?

失礼にはなりません。レンタルかどうかは見た目では分からず、大切なのは格と色と丈が叔母の立場に合っていることです。

airCloset Dressの場合、返却後のドレスは独自のメンテナンスを経て次の方に届きます。7泊8日で4,980円から、スペア対象なら予備1着が無料なので、試着に行く時間が取れない方にも向いています。

まとめ

まとめ
まとめ

叔母の服装は、新郎新婦の母親より控えめな準礼装が基本です。和装なら三つ紋の色留袖、洋装ならネイビーや黒などの濃色で袖付きか羽織付きの膝下〜ロング丈を選びます。避けるのは白っぽい淡色と素足・黒ストッキング・ファーです。

迷ったら、主役の母親に和装か洋装か、黒留袖の慣習があるか、会場と時間帯の3つを聞くところから始めてください。手持ちで格が合わなければ、親族向けの価格帯を知ったうえでレンタルも候補に。airCloset Dressなら濃色の袖付きドレスを7泊8日で取り寄せられるので、試してみてくださいね。

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    叔母としての結婚式での服装マナーとは

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    監修者

    結婚式やパーティーのたびに「何を着よう?」と悩んでいませんか。airCloset Dressは、上場企業が10年以上運営するNo.1ファッションレンタル「airCloset」から生まれたドレス専門レンタルサービスです。400万回を超えるレンタル実績で培った独自のメンテナンス・検品体制により、お届けするドレスは全品Aランク品質を保証。すべてブランドからの正規仕入れで、最新トレンドのドレスだけをラインナップしています。

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