この記事のまとめ
- 新郎新婦の母親が着るドレスを手配する方法は主に4つ
- 母親は会場の格式や時間帯に合った正礼装を選ぶのが無難
- ドレスレンタルは費用の負担を抑えつつ選択肢を広げられる
結婚式で母親が着るドレスを、どこで用意すればいいのか迷っていませんか。
百貨店や専門店、ネット通販、レンタルなど選択肢は多く、それぞれ費用や準備の手間も異なります。
久しぶりのフォーマルな場だからこそ、「子どもに恥をかかせたくない」「体型をきれいに見せたい」と悩む方も多いはずです。
この記事では、母親向けドレスの主な手配方法を比較しながら、正礼装のマナーや両家で格を揃えるポイント、体型を上品にカバーするコツまでをわかりやすく解説します。
母親が着るドレスはどこで買う?4つの手配方法

これまで新郎新婦のお母様の正装といえば「黒留袖」が一般的でしたが、近年はハウスウェディングやホテル挙式の増加に伴い、モダンで動きやすい「マザードレス(洋装)」を選ぶ方が増えています。
ドレスを手配する方法は主に4つ。
それぞれ「費用」「手間」「安心感」が異なります。
まずは以下の比較表で、ご自身の優先順位に合う方法を見つけてみましょう。
| 手配方法 | 費用の目安 | 主なメリット |
|---|---|---|
| 百貨店 | 30,000円~100,000円程度 | プロの相談に乗ってもらえる |
| 専門店 | 30,000円〜 | 体型カバーと美しさを両立できる |
| ネット通販 | 10,000円~ | サイズ展開が非常に豊富 |
| レンタル | 5,000円~15,000円程度 | 高級品を安く借りられ、手入れも不要 |
(1) 百貨店:プロに任せて失敗を防ぎたい人に
「マナー違反だけは絶対に避けたい」という方にとって、百貨店は最も安心できる選択肢です。
フォーマルに精通したスタッフが、会場の格式や挙式の時間帯に合わせて、間違いのない一着を提案してくれます。
費用はドレス単体で10万円前後、小物を含めると20〜30万円ほどが目安。
決して安くはありませんが、生地や仕立ての良さは一目で伝わり、主催者としての品格を自然と引き立ててくれます。
(2) 専門店:体型カバーと華やかさを両立したい人に
専門店の魅力は、50代・60代の体型をきれいに見せる設計にあります。
二の腕やお腹周りをさりげなくカバーしながら、地味にならないデザインが豊富に揃っているのが特徴です。
特にインポートドレスは華やかさがあり、「体型は隠したいけれど、きちんとおしゃれも楽しみたい」という方に向いています。
ただし人気店は予約が埋まりやすいため、早めの行動が欠かせません。
(3) ネット通販:サイズや選択肢を重視する人に
近くに店舗がない方や、サイズ選びに悩んでいる方にはネット通販も便利です。
大きいサイズなど、実店舗では見つけにくいドレスも比較的簡単に探せます。
一方で、試着ができない点には注意が必要です。
購入者の写真付きレビューを確認し、返品・交換が可能かどうかを必ずチェックしたうえで選びましょう。
(4) レンタル:一度きりなら賢く済ませたい人に
「一度しか着ないのに高額なドレスを買うのは迷う」という方に選ばれているのがレンタルです。
購入価格の数分の一で、百貨店ブランドの高品質なドレスを着られるのが大きな魅力となっています。
保管やクリーニングの手間がかからず、式後は返却するだけ。
最近では予備ドレスが付くサービスもあり、サイズの不安を軽減できる点も支持されています。
新郎新婦の母として押さえておきたい服装マナー

結婚式という特別な一日は、主役である新郎新婦を引き立てる存在として、母親の装いにも自然と注目が集まります。
格式や立場を意識しすぎて窮屈になったり、反対に「これで失礼にあたらないだろうか」と不安を抱えたまま当日を迎えたりする方も少なくありません。
大切なのは、決まりごとを丸暗記することではなく、母親という立場にふさわしい「考え方の軸」を知っておくことです。
ここからは、その判断の基準となるポイントを整理していきます。
(1) 会場と時間帯に合った「格」を選ぶ
母親はゲストをお迎えする「主催者」側の立場です。
そのため、個人的な好みよりも「会場の格式」や「時間帯」に合わせた正礼装(フォーマル)を選ぶことが、ゲストへの最大のおもてなしとなります。
昼間の挙式であれば、肌の露出を抑え、光沢のないマットな素材(レースやシャンタンなど)を使った「アフタヌーンドレス」が正解。
格式高いホテルや大聖堂での挙式なら、黒留袖と同格の威厳あるロングドレスを選びましょう。
(2) 両家で「格」を揃える意識を
最も配慮すべきは、両家の母親同士のバランスです。
「片方は正礼装の黒留袖、もう片方は準礼装の膝丈ドレス」といったちぐはぐな状態は避けましょう。
和装と洋装に分かれること自体は問題ありませんが、格式(正礼装)を揃えることは必須です。
新郎新婦を通じて「お相手のお母様は黒留袖か、洋装か」「洋装なら何色か」を事前に確認しておくと、当日の親族紹介でも安心して並ぶことができます。
(3) 露出控えめが上品さの鍵
上品なマザードレスの基本は、「袖あり」かつ「ロング丈」です。
二の腕や膝を隠すことはマナーであると同時に、年齢を重ねた肌を美しく見せるテクニックでもあります。
具体的には、肘が隠れる七分袖や長袖、くるぶし丈のロングスカートが最もエレガントです。
ノースリーブのドレスを着る場合は、必ずジャケットやボレロを羽織り、肌の露出を抑えましょう。
(4) 品格を底上げする小物選びのルール
ドレスが決まったら、小物で祝いの装いを完成させましょう。
アクセサリーは「白のパール」が王道です。
靴は「つま先が隠れるパンプス」を選び、バッグは布製などの小ぶりなフォーマルバッグを合わせます。
殺生を連想させる革製品(特に型押しやアニマル柄)はマナー違反となるため注意が必要です。
体型カバーと品格を両立する着こなしのコツ

お子様の結婚式では落ち着きがありつつも、できれば若々しく見られたいものです。
実際、「お腹周りが気になる」「二の腕を出すのは抵抗がある」という声は少なくありません。
しかし、無理に隠そうとするとかえって重たい印象になってしまうことも。
大切なのは体型を“覆う”のではなく、デザインや素材の力を借りて自然に整えることです。
ここでは、品格を損なわず、自信を持って当日を迎えるための着こなしのポイントをご紹介します。
(1) 二の腕とお腹周りは「見せ方」で印象が変わる
「体型は隠したいけれど、野暮ったくなるのは嫌」という悩みは、デザイン選びで解決できます。
二の腕が気になる場合は、透け感のあるレース袖や、袖口が広がったフレア袖を。
肌を完全に隠すよりも、レース越しに見せる方がスッキリと細く見えます。
ぽっこりお腹には、胸下で切り替えのある「エンパイアライン」や、裾に向かって広がる「Aライン」が効果的です。
ウエストを締め付けず、縦のラインを強調してスタイルアップを叶えます。
(2) 顔映りを良くする色と素材を選ぶ
年齢とともに気になり始める顔映りの暗さは、ドレスの色と素材でカバーしましょう。
特に「シャンタン」のような適度な光沢がある素材は、光を反射して顔周りを明るく見せる「レフ板効果」が期待できます。
ベージュやライトグレーなどの淡い色は上品ですが、写真撮影で白っぽく写ると花嫁と被ってしまう可能性があるため、色味の濃さには注意が必要です。
(3) 相手が黒留袖でもロングドレスなら問題なし
「相手のお母様は黒留袖なのに、自分はドレスで大丈夫?」と不安になる必要はありません。
和装の正礼装である黒留袖と同格なのは、洋装では「アフタヌーンドレス(ロングドレス)」になります。
くるぶしまで隠れるロング丈を選べば、並んだ時の重心バランスも整い、格式の点でも失礼にはあたりません。
相手方が和装か洋装かに関わらず、こちらは「正礼装」で臨むことが、相手方への敬意となります。
失敗を防ぐための準備スケジュールと持ち物

母親としてのドレス選びは、早めの準備が何より大切です。
実際に「直前になって慌てて選び、納得できなかった」という声も少なくありません。
余裕を持って準備を進めることで、マナーも美しさもきちんと押さえた選択ができます。
当日に安心して出発できるよう流れを整理しておきましょう。
| 準備時期 | 内容 | ポイント |
|---|---|---|
| 6ヶ月〜5ヶ月前 | 情報収集・会場の確認 | 新郎新婦や相手の親御さんと相談する |
| 4ヶ月〜3ヶ月前 | 試着・予約・購入 | 人気のデザインは早めに確保する |
| 2ヶ月〜1ヶ月前 | 小物の準備 | 靴、バッグ、アクセサリーを揃える |
| 2日前〜前日 | 最終チェック | シワの確認やサイズの再確認を行う |
(1) 6ヶ月〜5ヶ月前:情報収集と会場・格式の確認
この時期は、まず全体像を把握することが大切です。
結婚式の会場や挙式スタイルによって、母親の服装に求められる格式や雰囲気は変わります。
新郎新婦や相手方の親御さんと早めに相談し、「和装か洋装か」「両家で格を揃えるか」などの方向性を確認しておきましょう。
ここで認識を合わせておくことで、後のドレス選びが格段にスムーズになります。
(2) 3〜4ヶ月前:ドレス試着・予約の開始
「まだ先だから」と油断は禁物です。
人気のデザインや良いサイズは、半年前から予約が埋まり始めます。
遅くとも挙式の3〜4ヶ月前には試着や予約を済ませておきましょう。
この時期なら、相手のお母様との調整や、サイズ直しが発生した場合の時間的余裕も確保できます。
直前になって「着るものがない!」と焦らないよう、早めの行動が心の余裕を生みます。
(3) 2ヶ月〜1ヶ月前:小物の準備と本番を想定した試着
ドレスが決まったら、靴・バッグ・アクセサリーなどの小物を揃えていきます。
試着の際は、当日着用予定の補正下着(または近いもの)とストッキングを必ず用意しましょう。
ドレスの丈やシルエットは、下着やヒールの高さによって印象が大きく変わります。
本番と同じ条件で確認することが、美しい立ち姿を作るための重要なポイントです。
(4) 2日前〜前日:最終チェックで不安を残さない
挙式直前は、細かな最終確認を行います。
購入の場合は、シワやサイズ感を改めてチェックし、必要であれば軽く整えておきましょう。
レンタルの場合も、到着したドレスを早めに開封し、サイズや状態を確認することが大切です。
万が一に備え、サイズ交換や予備ドレスの対応可否を事前に把握しておくと、当日も落ち着いて過ごせます。
ドレスをレンタルするメリット

最近では、結婚式用のドレスをあえて購入せず、レンタルを選ぶ方が増えています。
「一度きりのために高額なドレスを買うべきか」と考えたとき、無理のない、後悔の少ない選択をしたいという気持ちが背景にあります。
ここでは、レンタルならではのメリットを見ていきましょう。
| 比較項目 | 購入(百貨店など) | レンタルサービス |
|---|---|---|
| 費用の目安 | 30,000円~100,000円程度 | 5,000円~15,000円程度 |
| 手入れ・保管 | クリーニングや湿気対策が必要 | 返却のみ(手入れの手間なし) |
| デザイン | 一度買うと同じものを着続ける | その時の流行や体型で選べる |
メリット(1) 高級ブランドを手頃に着られる
「一度きりでも質には妥協したくない」というお母様にとって、レンタルは賢い選択です。
百貨店で10万円以上するようなハイブランドの上質なドレスを、1万〜3万円台というリーズナブルな価格で利用できます。
浮いた予算をヘアセットやバッグ、お祝い金に回すことができるのも、家計を預かる主婦にとっては嬉しいポイントです。
メリット(2) クリーニング不要で後がラク
結婚式が終わった後は、緊張が解けてどっと疲れが出るものです。
購入したドレスはクリーニングに出し、虫食いや湿気を気にしながら保管しなければなりませんが、レンタルならその心配は無用。
脱いだドレスを箱に入れてコンビニから返送するだけで完了です。
箱に入れて送り返せば完了する手軽さは、忙しいお母様にとって大きな魅力です。
メリット(3) 今の自分に合った一着を選べる
「5年前に買ったドレスが入らない」「デザインが古臭く感じる」というのはよくある悩みですよね。
体型やお肌のトーンが変化しやすい世代だからこそ、購入してタンスの肥やしにするよりも、その時の自分に一番似合うサイズとデザインを都度選ぶ方が安心です。
常にメンテナンスされた綺麗なドレスで、若々しい印象を演出できます。
ドレスをレンタルする際の注意点

レンタルは手軽で便利な反面、主催者である母親の立場だからこそ、事前に知っておきたい注意点もあります。
当日になって慌てたり、不安を抱えたまま式に臨んだりしないためにも、汚れやサイズに関するリスクはきちんと理解しておきたいところです。
購入とレンタルのどちらが自分にとって無理のない選択なのか、費用や安心感の違いを踏まえて検討してみましょう。
| 項目 | 百貨店などでの購入 | レンタルサービスの利用 |
|---|---|---|
| 汚れ・破損のリスク | 自分の物なので追加費用はなし | 状態により修理費が発生する場合あり |
| サイズ確認 | 店頭で納得いくまで試着できる | 自宅での試着サービス利用が基本 |
注意点(1) 汚れや破損への不安
「食事中にソースをこぼしてしまったら…」という不安はつきものです。
通常のレンタル店では、大きな汚れや破損に対して修繕費や弁償金を請求される場合があります。
安心して当日を楽しむためにも、「安心パック」などの保証制度があるサービスや、多少の汚れなら追加請求なしという規約のレンタル店を選ぶことが重要です。
注意点(2) 試着できないことによるサイズの不安
ネットレンタルの一番の不安は、届くまで実物を確認できないことです。
「ファスナーが上がらない」「思ったより丈が短い」といったトラブルは、決して珍しくありません。
こうした失敗を防ぐためには、次の点を意識すると安心です。
- 自分のスリーサイズを正確に測っておく
- 身長や体型が近い人の着用レビューをよく読む
- 予備ドレスが届くサービスや、事前試着ができるショップを選ぶ
少し手間でも、事前確認をしておくことで不安要素は大きく減らせます。
注意点(3) 着用頻度によっては割高になることも
結婚式や式典が短期間に何度も続く場合は、レンタルを繰り返すより購入した方が結果的に安くなるケースもあります。
ただし、季節が変われば素材(夏用・冬用)も変わりますし、親族の顔ぶれによって「同じ服ばかり着ている」と思われたくないという心理も働きます。
「その都度違うドレスを楽しめる」という付加価値を含めて検討しましょう。
ネットレンタルならエアクロドレスが安心

ネットレンタルに興味はあっても、「サイズや品質が心配で踏み切れない」というお母様は少なくありません。
エアクロドレスは、国内最大級のファッションレンタルを手がける上場企業が運営しており、信頼性の高いサービスとして知られています。
予備ドレス付きの仕組みなど、失敗したくない大切な一日のために、安心できる仕組みが整っている点が特徴です。
| サービス内容 | エアクロドレス | 一般的なレンタル |
|---|---|---|
| レンタル期間 | 7泊8日のゆとりある期間 | 2泊3日が一般的 |
| スペアサービス | 予備の1着が無料で届く | なし(届いた1着のみで対応) |
| 追加費用の有無 | 修繕費やクリーニング代込み | 万が一の際は弁償金が必要 |
(1) 予備ドレス付きでサイズ選びの失敗を防げる
ネットレンタルの最大の不安である「サイズ選び」。
エアクロドレスなら、選んだドレスに加え、もう1着「予備のドレス」が無料で届きます。
自宅で2着を着比べて、より自分に似合う方を選べるため、実質的な「自宅試着」が可能です。
事前に落ち着いて確認できる点は、大きな安心材料になります。
(2) 7泊8日の余裕ある期間で準備も返却もスムーズ
一般的なレンタルは、式の前日に届いて翌日には返却というケースも多く、意外と慌ただしくなりがちです。
エアクロドレスは「7泊8日」と期間が長いため、式の数日前に受け取って小物合わせをしたり、式後も一息ついてから返却したりと、スケジュールに余裕が持てます。
遠方での挙式にも焦らず対応できるのが魅力です。
(3) 百貨店ブランドの正規品だから安心感がある
取り扱っているのは、百貨店でも扱われているブランドの正規品が中心です。
生地や仕立ての質が高く、「写真では良さそうだったけれど実物は安っぽい」という心配もありません。
検品やクリーニングも徹底されており、新郎新婦の母としてふさわしい品のある装いを、無理のない価格で用意できます。
まとめ

結婚式で母親が着るドレス選びは、費用だけでなく、準備のしやすさや当日の安心感も含めて考えることが大切です。
百貨店での購入は確実性が高く、レンタルは負担を抑えつつ選択肢を広げられます。
両家の格を揃え、露出を控えた袖あり・ロング丈を基本に、体型をきれいに見せるデザインを選ぶことが失敗しないポイントです。
準備は3か月前から始め、本番用の靴や下着で確認しておくと安心です。
当日を穏やかな気持ちで迎えるために、ご自身に合った方法で、納得できる一着を選んでください。



