それって「いる」服?少ない服で着まわすコツから差し色のコツまで
お金をかけたくない、でもおしゃれはしたい・・・そう思って服選びをしているつもりでも、クローゼットがほとんど着ない服で埋まっていたりしませんか?
少ない服でもおしゃれに見える、しかもいろんなイメージで着まわせる服があれば、無駄にお金を使ってしまうこともありませんし、クローゼットもすっきりできる、まさに一石二鳥です。
ここでは、本当に着まわせる服とおしゃれに見える差し色の使い方までご紹介します。
必要以上に服を買ってしまう理由
どうしていらない服を購入してしまうのでしょうか?
最近は流行の展開が早く、次々と季節ごとに新しいデザインのものが登場します。雑誌で特集されていたりすると欲しくなってしまうのも仕方がないことです。
また店頭でずらっと気になっていたデザインが並んでいると、つい手に取ってしまう、というのもあることです。ファストファッションと呼ばれるブランドなどは、お値段がお高くなく手が出やすいというのも理由の一つのようです。
無意識に気になった服は買ってしまいがちで、自分のクローゼットや毎日の着回しにいるかいらないかではなく、購入してしまうという方も多いかもしれません。
本当に必要な服の選び方
まずクローゼットの中から、本当に「必要な服」を選定する作業から始めましょう。
同じようなものを何着も持っていませんか?もちろん「ジーンズだけは譲れない」などのこだわりのアイテムはいくつ持っていてもいいですが、特にこだわりがあるわけでも、気に入って何度も着ているわけでもないのに、フレアスカートの色違いが何着もある、ということであればどれか1着を残してアイテムを絞るというのも大切です。
ベーシックな服は着回しに◎

ベーシックなアイテムは着回しの基本になりコーディネートが楽です。例えば、ワンピースなら、花柄のインパクトあるデザインのワンピースなどは着回しという点ではあまり優秀とは言えません。
シンプルなデザインだからこそ、他に合わせるアイテム次第でいろんなイメージに着まわすことができるのです。
いらない服の選び方
いらない服を見分けるのも、いる服を見分けるのと同じくらい重要です。
ほとんど着ていない服、それはクローゼットの中に場所をとっているだけになりますので、これを機にひとまず省いてしまいましょう。また、着回しという点だけをメインに考えると、このワンピースにはあのバッグにあの靴、と上から下まで決まってしまうような着方しかできない服は、いらない服の候補になってしまいます。
派手過ぎるアイテムは使い回しづらい

1枚で主役になるインパクトのあるものは華やかですが、他のアイテムとの組み合わせの難易度がかなり高くなってしまう傾向にあります。そのアイテムの存在感が強すぎると着回しを考えたときにはコーディネートの邪魔になってしまうこともあります。
着まわしやすい服の特徴
シンプルなアイテム
では、実際に着まわしやすい服、というのはどういうものなのでしょうか。
着まわしやすい、ということはシンプルなアイテムであること、そしてお互いがケンカしないカラーでどう組み合わせてもコーディネートが完成すること、が大切です。代表的な着まわしやすい服を挙げていくと、「地味だな」と感じる方もいるかもしれません。でもそれこそが毎日着ていられるポイントなのです。
着まわしやすいアイテムの例
まずは、カジュアルコーデの定番、ジーンズ。こちらはキレイにも着こなせるインディゴなどの濃い目の色がおすすめです。そして白のシャツ。前を開けても閉じても着られるサイズが着回しに活躍してくれます。
もしワンピースも入れておきたいなら、紺や黒のベーシックなデザインのものを1着。それからボーダートップス。これはコーデにアクセント加えるのに効果的です。女性らしいアイテムとしてはフレアスカート。それから羽織ってよし、閉じてセーターとして着てもよし、の丸首カーディガンもおすすめです。
ベーシックなカラーは着まわし◎

着回ししやすいアイテムは基本的にベーシックなカラーが基本になります。
モノトーンが基本のコーデが着まわせるようになると、そこからバリエーションがしやすくなります。モノトーンコーデは単調になりがちですが、全体にモノトーンにするときは特にボーダーを取り入れたり、柄を取り入れるとシンプルすぎないワンランクアップしたコーデになります。
チェック・ドット柄がオススメ
ボーダー以外でモノトーンのアクセントに入れるなら、ドット柄やチェック柄がイメージが強すぎずベースになっているカラーを着こなすのと同じように使いやすいです。
もし着回し服以外にモノトーンのアイテムを1点追加するなら、いつもとは違った素材のものがおすすめです。レースなどの素材が違えばモノトーンのコーディネートにも変化が生まれて、白黒2色でもおしゃれな印象になります。
差し色でバリエーションに幅を

着回しがうまくできるようになると、今度は差し色でさらにコーディネートの幅を広げていくのが、少ない持ち服の数を感じさせないコツです。
差し色というと、どんな色をどうやって使えばいいかわからない、という方もいるかもしれませんが、実は1色だけ追加する分には白黒コーデにはどんな色でも大丈夫!と言われています。
ポイントは比較的はっきりした色のものを入れること、そして2色以上使わないことです。
差し色アイテムの上手な例
着回ししやすい服を無難なカラーでそろえたのであれば、ここはあえて小物で差し色を添えてみるのがおすすめです。たとえば靴や、バッグ、帽子などが目を引くビビッドなカラーであれば、モノトーンの着こなしがワンランクアップして見えるはずです。
また着回しアイテムの中に差し色を入れておくなら、ニットのカーディガンがいいでしょう。羽織ったり、肩にかけたり、腰に巻いたり、着るだけではなく小物のように身に着けることもできるので便利です。
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