「平服でお越しください」は何を着ればいいの？平服の意味とNG例

結婚式に参列する際に、「平服でお越しください」と言われて何を着れば良いのかわからず困った経験のある方は多いのではないでしょうか。平服は一種のフォーマルな服装のことで、結婚式や謝恩会などの集まりの際に着用されることの多い服装です。平服と言われたらどのようなコーディネートをすれば良いのでしょうか。NGな服装を交えて紹介していきます。

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平服は「一番くだけたフォーマル」

フォーマルには3種類ある

フォーマルには「フォーマル」、「セミフォーマル」、「インフォーマル」の3つのスタイルがあります。そえぞれ着用シーンが異なるので、それぞれどのようなシーンで使う、どのような服装なのかを紹介していきます。

フォーマル

フォーマルは最も格式の高い服装です。厳格な式典や、高級ホテルでのウェディングなどでも着用されることのあるスタイルです。イブニングドレスもフォーマルに含まれます。

セミフォーマル

セミフォーマルは、フォーマルの次に格式の高い服装です。同じく高級ホテルでのウェディングなどで着用されるものの、フォーマルに比べると少し肌見せが多かったり、色が艶やかなものだったりして、カジュアルな雰囲気があります。

インフォーマル

インフォーマルはフォーマルの中で、最も自由度の高いスタイルのことです。平服はこのインフォーマルに当たります。ホテルでの結婚式や謝恩会など、最も着る機会の多いスタイルです。

平服とは

平服とは、3つのスタイルのフォーマルの中でも最も自由度の高いインフォーマルに当たる服装です。ホテルでのウェディングへの参列、謝礼会や謝恩会への参加、学校の行事への参加など、他のフォーマルに比べても着用する機会が最も多いスタイルです。

平服と言っても、少し華やかなドレッシーなものから普段でも着られるようなカジュアルなワンピースなど、様々なものがあります。「平服でお越しください」と言われても、どのような集まりなのかによって細かいドレスコードが異なります。どのような会なのか、他の人はどのようなコーディネートをするのか事前に聞いて回ると失敗がないでしょう。

平服のNG例

フォーマルなスタイルの中でも平服は自由度の高い服装ではあるものの、何も縛りがなく、何を着ても良いわけではありません。固すぎるスタイリングも好まれませんし、カジュアルすぎるスタイリングも好まれません。自由の中にもNGな服装がいくつかあるので、チェックしていきましょう。平服で何を着れば良いのかわからない場合には、まずはNGな服装を避けて選ぶことからはじめてみてください。

NGな服装は大きく3つあります。生足や黒ストッキング、Tシャツやデニム、ティアラや花冠です。それぞれどのようなことなのかを詳しく説明していきます。

平服のNG例①素足・黒ストッキング

昔から足はきれいではないものとされてきました。そのため、きれいではないものをカバーするという意味で昔からヨーロッパではストッキング、日本では足袋を履いていました。当時ストッキングや足袋を履いていたのはフォーマルを着用していた格式の高い人たちでした。そのため、フォーマルなスタイリングをする際には、当時の習慣を受け継ぎストッキングを履く習慣があるのです。

脚をきれいに見せるために履くストッキングですので、自分の肌色に合うベージュのストッキングを選ぶようにしましょう。肌色に合わないカラーを選んでしまうと脚だけ浮いて見えてしまうため、注意しましょう。破れてしまうとこともあるので、必ず予備のストッキングを持ち歩くようにしてください。

平服のNG例②Tシャツ・ジーンズ

平服は自由度の高い服装ではあるものの、何を着ても良いわけではありません。平服を普段着と勘違いしてTシャツやデニムを取り入れたカジュアルスタイルをすることはNGとされています。場の雰囲気から浮いてしまうことはもちろん、マナー違反と見なされて印象が悪くなってしまいます。

平服とはいえ、あくまでフォーマルです。いくらカジュアルな場だとしても、どのようなイベントが行われる場なのか、どのような人たちが集まるのか、時間帯は何時くらいなのかをよく吟味し、一番適切なコーディネートを選ぶようにしましょう。

平服のNG例③ティアラ、生花などの髪飾り

平服は、フォーマルの中でも自由度の高いファッションです。結婚式の参列ともなれば、平服とはいえ参列者としても華やかな服装をしたいでしょう。しかし、いくら自由度が高いからとは言え、ティアラや花冠のような髪飾りをつけるのはNGとされています。

結婚式では、ティアラは花嫁がつけるもの。参列者もティアラをつけてしまうと花嫁と被ってしまったり、目立ってしまうことも。花嫁を立てる意味でも控えるのがマナーです。

また、とくに生花の花冠は殺生を意味するため、縁起が悪く結婚式では好ましくありません。同じ理由でファーの着用もNGとされているので注意しましょう。

結婚式にお呼ばれしたときの平服コーデ3選

パステルカラーは小物で締める

結婚式は華やかに参列したい。そんなときは、パステルカラーのドレスを締め色の小物と合わせてコーディネートしてみてください。

オールブラックで大人な雰囲気に

ドレス、バッグ、ヒールをすべてブラックで統一すれば、落ち着いているのに品のあるレディーなコーディネートに仕上がります。

挑戦しやすいミントグリーンカラーでまとめる

普段は落ち着いた色味が多くても、結婚式には少し明るいカラーを着てみてはいかがでしょうか。ミントグリーンであれば派手すぎず、挑戦しやすいですよ。

まとめ

フォーマルと言うと厳格なイメージを持つ方が多いでしょうが、厳密には「フォーマル」、「セミフォーマル」、「インフォーマル」の3つに分けることができます。平服は3つの中でも最も自由度の高いインフォーマルを意味します。結婚式や同窓会など、平服は着用シーンが他のドレスコードに比べて多いため、何着か用意しておくとベター。しっかりとドレスコードを重視してコーディネートを組まないと場の空気から浮いてしまうこともあるので、平服を選ぶ際には注意しましょう。

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